スピンシェルは2017年9月25日、同社の遠隔診療プラットフォーム「LiveCallヘルスケア」を導入した医療機関が遠隔診療をすぐに始められるよう支援する「遠隔診療専用ウェブサイトパッケージ」の提供を開始した。遠隔診療の始め方や設定方法を患者向けに分かりやすく解説する。LiveCallヘルスケアを導入した医療機関が、オプションとして利用できる(関連記事)。

 遠隔診療システムを導入した医療機関は一般に、実際に遠隔診療を始めるまでには時間やコストを要することが多い。例えば、専用のウェブサイトを作成したり、診療内容や動作環境について患者向けに案内したりする必要がある。

 今回のサービスは、遠隔診療を初めて導入する医療機関でも、コストと手間をかけずに遠隔診療を開始できるよう支援する。患者側のパソコン設定に関する説明や、ビデオ・マイクの動作確認機能、よくある問い合わせへのQ&Aページなどを実装している。パソコンやタブレット端末、スマートフォンのそれぞれに応じて最適表示することもできる。

 サイト上に表示するロゴや、トップページに使う写真画像などは導入医療機関に応じて変更できる。導入機関のオリジナリティーを表現した遠隔診療専用サイトとして利用可能という。