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HOMEエネルギー > レノバ、熊本県大津町で19MWのメガソーラー稼働、熊本地震で中断も再稼働

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レノバ、熊本県大津町で19MWのメガソーラー稼働、熊本地震で中断も再稼働

  • 金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
  • 2016/09/23 20:13
  • 1/1ページ
完成した「大津町ソーラー発電所」
(出所:レノバ)
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大津町の復興に向け寄付金と義援金を贈呈。大津町・田中令児副町長(左)とレノバ・木南陽介社長
(出所:レノバ)
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 再生可能エネルギー開発を手掛けるレノバ(東京都千代田区)は、熊本県大津町に出力約19MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「大津町ソーラー発電所」を今年4月に運転を開始し、8月に修祓式を開催したと発表した。同社のほか2社が匿名組合出資を行っている大津ソーラーが事業主体となる。

 当初、地元関係者を招待した竣工式を予定していたが、熊本地震の状況を鑑み、竣工式を控え、神事のみになったという。大津ソーラーとレノバを含む同社匿名組合出資者から大津町の復興に向け、寄付金と義援金を贈呈した。

 太陽光パネルベースで出力約19MW、パワーコンディショナー(PCS)の定格出力は13MWとなる。年間の発電量は約1900 万kWhを見込む。一般家庭の約5500 世帯の年間使用電力量に相当する。

 2015年2月中に着工し、2016年4月に運転開始した。EPC(設計・調達・施工)サービスはJFE電制(東京都港区)、太陽光パネルは中国・JAソーラー製、PCSはスイス・ABB製(1MW機×13台)を採用した。

 同発電所は、大津町に位置する約24haの民有林を活用した。森林法に基づく林地開発行為の許可を取得した。樹木を伐採したうえ、荒造成のみで土地なりにパネルを並べた。最大約30度の急勾配での施工となり、保水力の低下を補う調整池を建設したほか、伐採した木材を活用した濁水防止対策として、「丸太筋工」を採用した。パネルを支える杭基礎を利用して、丸太を横に積み重ねておき、雨の際に濁水が流れるのを防ぐという。

 4月1日の運転開始後、4月16日午前1時25分に発生した熊本地震により、一部機器の修理および施設にかかわる点検、保守が必要となったものの、 工事関係者や地元関係者の協力により5月11日に再稼動したという。

 レノバが開発を主導したメガソーラーは、すでに茨城県潮来市、千葉県富津市、静岡県菊川市、大分県九重町、栃木県那須塩原市で運転しており、今回の熊本県大津町のメガソーラーの運転開始により、合計141.2MW(パネルベース)となった。また、現在岩手県軽米町で出力約48.0MWのメガソーラーを建設している。

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