山梨英和大学、東北大学、東北学院大学の研究グループは2016年9月23日、聴取者が頭を動かしている最中に音を移動させると、頭を動かしていない時と比べて、音が動いたことに気付きにくくなることを発見したと発表した。これは、音空間知覚が、聴覚情報のみならず自己運動感覚情報にも基づくことを示すもので、音空間知覚に関する脳情報処理の仕組みの解明につながる重要な研究成果と説明する。
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