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農学×工学、植物が拓くペーパーエレクトロニクス

ICFPE2016報告

  • 鵜飼 育弘=Ukai Display Device Institute
  • 2016/09/21 08:00
  • 1/5ページ

1. はじめに

 セルロースナノファイバー(CNF)によるペーパーエレクトロニクスの開発状況について、国際会議「International Conference on Flexible and Printed Electronics 2016(ICFPE2016)」(2016年9月6~8日、山形大学)で大阪大学 産業科学研究所が発表した開発成果を報告する。

2. ナノペーパー

 CNFとは、幅4nm~15nmの微細な繊維であり、地球上すべての植物に含まれる無尽蔵な天然資源である。2000年ごろ、世界に先駆けて日本から、CNFの研究開発はスタートした。日本の研究者がこの分野を牽引し、ナノファイバーの製造方法、ナノファイバーの機械的特性など多くの研究成果が報告されている。そして2008年、大阪大学 産業科学研究所 セルロースナノファイバー材料研究分野(能木研究室)は、このナノファイバーを使って「透明な紙」を作ることに成功した。

3. ペーパーエレクトロニクス

 能木研究室では、新たなCNF材料の開発、透明な紙を用いた電子機器「ペーパーエレクトロニクス」の研究、およびペーパーリアクターの研究を行っている。以降では、最近の研究成果の一部を紹介し(図1)、さらにICFPE2016での講演内容について報告する。

図1 ペーパーエレクトロニクスの応用例
大阪大学 産業技術研究所の資料。
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