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「病理診断や集中治療にITの力を」、フィリップス会長

2017/09/13 15:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス
「ACCJ-EBC医療政策白書2017年版」の記者発表会に登壇したRisberg氏
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 フィリップス エレクトロニクス ジャパン取締役会長で欧州ビジネス協会(EBC)会長を務めるDanny Risberg氏は、在日米国商工会議所(ACCJ)とEBCが2017年9月12日に開催した「ACCJ-EBC医療政策白書2017年版」記者発表会に登壇し、日本におけるヘルスケアIT活用のあり方について話した。ヘルスケアITは「疾病の予防、早期発見、治療」「精神疾患」「女性の健康」などとともに、同白書を構成する8つのテーマの一つに選ばれている。

 Risberg氏は冒頭、医療分野でも「ビッグデータという言葉が盛んに叫ばれるようになったものの、活用への課題は山積している」と指摘。医療ビッグデータを3つのタイプに分けて捉え、それらを組み合わせて用途を開拓することが重要だと話した。スマートフォンやウエアラブル端末で集める“広範囲な(Wide)データ”、画像診断装置などで集める“詳細で多様な(Deep)データ”、病院のベッドサイドなどで集める“膨大な(Dense)データ”、の3種類である。

 日本では病理医や集中治療専門医が大幅に不足しており、こうした専門医不足に対応する上でもIT活用が鍵を握ると同氏は訴える。例えば病理医の不足や高齢化、病理診断件数の増加に伴い、デジタルパソロジーと呼ばれる病理診断のデジタル化や遠隔からの診断支援が重要性を増してきた。集中治療を遠隔で支援する「遠隔ICU専門センター」の活用など、集中治療のIT化も求められるとした。これらさまざまな場面で「医療においてもITやAI(人工知能)を幅広く活用していくことになる」(Risberg氏)。

日経デジタルヘルス Special

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