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気鋭の起業家、「人工知能でがん医療を変革」

PEZY Computingの齊藤元章氏が新会社

2016/09/13 11:43
大下 淳一=日経デジタルヘルス
齊藤氏の講演の様子
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 メニーコアプロセッサーやスーパーコンピューター(スパコン)の分野で、相次ぎ話題のベンチャーを立ち上げている起業家、PEZY Computing 代表取締役社長の齊藤元章氏が、がん医療の変革に挑む新会社「Infinite Curation」を立ち上げた。人工知能とスパコンを駆使し、日本人に合わせた遺伝情報のキュレーション(収集・選別)システムを開発する。分析機器・科学機器に関する展示会「JASIS 2016」(2015年9月7~9日、千葉・幕張メッセ)の特別講演でその構想を語った(関連記事1)。

 齊藤氏は、放射線科医としての医師資格を持つ。医療用画像処理システムを手掛けるベンチャーの創業・経営に携わった後、メニーコアプロセッサーやスパコンの開発を手掛けるベンチャーを相次ぎ創業。2015年には「ロボットスーツHAL」を手掛けるCYBERDYNEとの提携でも話題となった(関連記事2同3)。

 新たに立ち上げたInfinite Curationでは、まずは人工知能やスパコンを活用して日本人のがん遺伝子を大規模に解析し、日本独自のキュレーションシステムを構築。がんの診断・治療・創薬のプロセスを統合的に変革することを目指す。さらには、人間の遺伝子全体の98%を占める、臨床的には大きな意味を持たないとされる領域から、意味を見い出すことを狙う。

 シリコンシーケンサー(半導体ベースのシーケンサー)やリキッドバイオプシー、毎日の時系列解析などにも挑み、がんの超早期診断や“極限まで最適化された”治療法の提示につなげたい考えだ。

日経デジタルヘルス Special

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