太陽光パネル大手のカナディアン・ソーラーは9月6日、ブラジル南東部のミナスジェライス(Minas Gerais)州のグイマラニア(Guimarania)で出力80.6MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)・プロジェクトを受注したと発表した。

 同社のブラジル工場から太陽光パネルを供給し、建設も行うという。

 20年間の電力購入契約(PPA)も確約されており、買取価格は290レアル/MWh(約1万円/MWh)。電力網への接続後は、年間に14万3664MWhの発電量を見込む。発電した電力は、同国の電力取引市場(CCEE)で売電される。

 2018年の初めに建設を開始し、同年第4四半期に稼働を開始する計画である。

 カナディアン・ソーラーはブラジルでの事業に力を入れており、これまでにも同州内のピラポラで合計400MW分のメガソーラーを建設している(関連記事)。