日本調剤の電子お薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」
日本調剤の電子お薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」
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 日本調剤は、同社の電子お薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」の登録会員がこのほど10万人を突破したと発表した。2016年8月31日現在の登録会員数は10万3241人。

 お薬手帳プラスは、2014年1月に運用が開始された。スマートフォン(iPhone、 Android)やパソコンブラウザーで簡単に利用できるお薬手帳アプリとして利用者が増え続け、現在、全国47都道府県の同社全薬局店舗で運用している。2015年9月には準会員ステータスを追加し、同社薬局の患者以外でも利用できるようになった(一部、機能制限があり)。

 お薬手帳プラスは、一度会員登録すると、専用カードやQRコードでのデータ読み取りなどの手続きが不要。患者の服薬情報が日本調剤の薬局に来局するたびに自身のスマートフォンに自動的に反映される。

 2016年4月に、紙の「お薬手帳」と同様に電子お薬手帳を薬局で利用できるようになったことに伴い、新たに同アプリ以外の電子お薬手帳のデータを登録できるインポート機能、逆に同アプリからデータファイルを出力できるエクスポート機能を設けた。さらに、日本薬剤師会の日薬リンク付けサーバーを使った「電子お薬手帳相互閲覧サービス」への参加により、電子お薬手帳の相互閲覧サービスを利用できる仕様となった。