日立ハイテクノロジーズは2016年9月1日、脳活動計測装置を用いた脳トレーニングプログラム「ブレインフィットネスプログラム」を開発したと発表した。

 健康寿命の延伸に向けて、身体トレーニングとともに脳のトレーニングが注目を集めている。ただし、脳の活動が活発になる条件は人によって異なるため、トレーニングのコンテンツは個別に調整する必要があった。

プログラムの概要
プログラムの概要
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 今回のプログラムでは、個々人に応じたトレーニングメニューを簡単に提供できる。被験者は、日立ハイテクの携帯型脳活動計測装置「HOT-1000」を装着してチェック用コンテンツを実行し、脳活動を計測。その解析結果に基づき、100種目のコンテンツから適切なものを選択する。

 日立ハイテクはこのプログラムを、パソコン教室やカルチャーセンターなどへ展開したい考え。パソコープが2016年9月4日と6日に実施する「最新テクノロジーで脳活体験」で、今回のプログラムを体験できる。