• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

お薦めトピック

指先からの血液1滴で、血栓リスク測定

シーメンスヘルスケアがPOC検査装置

2016/09/01 12:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス
エクスプレシア ストライドの本体とテストストリップ
クリックすると拡大した画像が開きます

 シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスは2016年9月1日、血液凝固分析装置の新製品「エクスプレシア ストライド」を発表した。2016年11~12月をメドに発売する。

 心房細動などの患者では、脳塞栓症の要因となる血栓ができやすい。そこで、血液の凝固を防ぐために抗血液凝固薬(ワルファリン製剤)が処方されるが、ワルファリン製剤は投与量の調整が難しく、他の薬剤や食物との相互作用も起こしやすい。そのため、血液凝固能の指標であるプロトロンビン時間(PT-INR検査)を定期的に測定する必要がある。

 ところが多くのクリニックはPT-INR検査を検査センターに外注しており、その日には結果が得られない。そこで、来院日に迅速にPT-INR値を測定できるPOC(Point of Care)検査装置が望まれているという。

 エクスプレシア ストライドは、指先から6μLの血液を採取するだけで、PT-INR値を測定可能。迅速に結果が得られるため、患者の来院時にワルファリン製剤の投与量を的確に調節できる。

 検査室で使われる試薬(Dade Innovin試薬)を採用しており、携帯可能な手のひらサイズの装置でありながら検査室と同等の信頼性の高い測定結果が得られるという。医療従事者の血液感染リスクを低減するために、使用済みテストストリップを簡単に廃棄できるイジェクター機能も実装した。

 2016年9月2~4日に開催される「第32回世界医学検査学会・第65回日本医学検査学会 合同展示会」(神戸国際展示場)に出展する。

日経デジタルヘルス Special

記事ランキング