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パナソニック、地域包括ケアに向けた遠隔在宅ケアサポート

大阪府交野市などと共同で実証実験を開始

2017/08/30 07:30
小口 正貴=スプール
エアコンとホームネットワークで地域包括ケアシステムを支える
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実証システムで得られたデータを各所に有効活用していく
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 パナソニックは2017年9月1日、同社の「エアコンみまもりサービス」と、IoT機器で構成した「ホームネットワーク」による遠隔在宅ケアサポートシステムの実証実験を開始する。要支援から要介護までの高齢者単身世帯および夫婦のみ世帯を対象に、同社と大阪府交野市、同箕面市、愛知県豊田市(豊田市つながる社会実証推進協議会)が共同で行う。

 パナソニックはこの実証実験に、エアコンみまもりサービスと、IoT機器によるホームネットワークを組み合わせたシステムを提供する。対象者の生活状況に合わせて、センサーの種類や配置を選択。在宅介護サービスを提供する地域の事業所と連携した実証実験を行い、介護ケアや緊急時に必要とされる情報の見極めやシステムの活用方法、実用化に向けたサービス体制を検討していく。こうした取り組みを通じ、同社のエイジフリー事業の用途拡大も図るという。

 同社のエアコンみまもりサービスは、サービス付き高齢者住宅や有料老人ホームなどを中心に27棟(845室)の導入実績がある。熱中症や脱水症状などの緊急事態把握や夜間利用者の状況把握を通じ、介護職員の負担軽減に貢献しているという。

 これと組み合わせるIoT機器では、対象者の在宅状況や宅内の活動状況、睡眠リズムなどを収集する。IoT機器から取得した生活リズムの情報から、訪問やヒアリングだけではわからなかった行動パターンを分析し、一人ひとりに合ったサービス内容やケアプランに反映する。突発的な緊急対応を減らすことにより、事業所側の負担軽減にもつなげる。実験期間は6カ月間程度を予定している。

日経デジタルヘルス Special

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