今回発表された新機種 Fitbit Charge2(左)とFitbit Flex2(右)
今回発表された新機種 Fitbit Charge2(左)とFitbit Flex2(右)
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 ウエアラブル活動量計大手の米Fitbit社が2016年8月29日(日本時間)に新製品2機種を発表した。「Fitbit Charge2」と「Fitbit Flex2」がそれだ。それぞれ従来機種「Fitbit Charge HR」と「Fitbit Flex」の機能やデザインをさらに充実させた新しいバージョン。Fitbit Charge2は2016年9月、Fitbit Flex2は2016年10月に発売する。

フィットビット ジャパン 合同会社 代表執行役社長の福田強史氏
フィットビット ジャパン 合同会社 代表執行役社長の福田強史氏
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 従来機種のFitbit Charge HRは、業界初をうたう「手首につけて断続的かつ自動で心拍数を測定できる端末」(フィットビット ジャパン 合同会社 代表執行役社長の福田強史氏)だった(関連記事1)。これに対し、今回発売するFitbit Charge2は“一瞬の鼓動も逃さない”端末。連続して心拍数を測ることで、これまでの機種ではなかった指標やガイダンスを提供する。

 Fitbit Charge2に新たに追加した機能の1つが「カーディオフィットネスレベル」。これは現在の運動レベルを認識するもの。測定した心拍数から有酸素運動能力の指標である「VO2Max」を計算し、そのVO2Maxを同じ年齢や性別のデータと比べたときの偏差値を“体力スコア”として算出するという。

 使用中は体力スコアを上げるために、“○○運動をしてください”というガイドが流れる。体力スコアの算出に使うVO2Maxは、その値が高いほど「運動時に限らず疲れにくくなるため、仕事のパフォーマンスも上がる」(福田氏)。