関電工は8月3日、千葉県で出力1.99MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「睦沢太陽光発電所」が竣工したと発表した。7月27日に、竣工式を開催した。
同社にとって、8カ所目の太陽光発電所の稼働となり、稼働済みの太陽光発電所の合計出力は約28.5MWとなった。
長生郡睦沢町にある、敷地面積約3万4000m2の土地に、1万388枚の太陽光パネルを並べた。
年間発電量は、一般家庭581軒分の消費電力に相当する、約3000MWhを見込んでいる。
採用した太陽光パネル、パワーコンディショナー(PCS)については、非公開としている。
また、関電工は7月29日、再生可能エネルギー発電設備のO&M(運用・保守)を手掛ける100%子会社、エナジーO&M(東京都港区)を設立したと発表した。
7月27日に設立しており、10月1日に営業を開始する予定。
再エネ発電事業を通じて蓄積したノウハウを活用したO&Mサービスを提供する。自社の発電所のO&Mの体制を強化するとともに、他の発電事業者の案件に受注を広げていくことを想定している。