健康経営銘柄(左)と健康経営優良法人(右)のロゴマーク
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 経済産業省は2016年8月26日、企業の健康経営への取り組みを把握・分析することを目的とした「平成28年度健康経営度調査」を開始する。東京証券取引所と共同で選定する「健康経営銘柄2017」および、2016年度から開始する「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定制度に向けるもの。

 健康経営銘柄2017は、日本再興戦略2016に向けた取り組みの1つ。従業員の健康管理に経営的な視点から戦略的に取り組む法人のうち、特に優れた法人を東京証券取引所の上場会社の中から1業種につき原則1社選定する。選定方法に関する説明会を2016年9月6日に開催する。

 ホワイト500では、上場企業に限らず保険者と連携して優良な健康経営を実践している大規模法人を、2020年までに500社選定する。

 健康経営銘柄2017とホワイト500の認定には、今回実施する調査の結果を使用する。回答した全法人に評価結果のサマリーを送付するほか、次年度の銘柄選定時に加点される。