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大阪産業大、ソーラーカーレースで優勝、トリナ製IBCセル搭載

2017/08/22 09:38
工藤宗介=技術ライター
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太陽産業大学のソーラーカー「OSU-Model-S」
(出所:トリナ・ソーラー・ジャパン)
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ドリームクラス表彰式の様子
(出所:トリナ・ソーラー・ジャパン)
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 大阪産業大学のソーラーカー「OSU-Model-S」が、8月5日に開催された「FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2017(国際式)」において、ドリームクラスで優勝、総合2位の好成績を達成した。

 同車には、中国トリナ・ソーラー製の太陽光パネルを搭載した。

 トリナ・ソーラーは、2015年から大阪産業大学のソーラーカーチームに、高効率のバックコンタクト(IBC)型セル(発電素子)を提供している。大阪産業大のソーラーカーは、2015年に総合優勝、2016年にドリームクラス優勝、総合2位の成績を収めている。

 前年と同じ車体を使用し、太陽光パネルを新型に貼り替えた。セルの実効変換効率が昨年の23.5%から24.13%に向上。モジュール製造技術の改善により、昨年対比で4%の相対的改善率で出力を向上した。また、各アレイの出力を相対比率で8%向上した。

 セルの厚みは0.16mmで、曲率半径150mm程度の湾曲性を持つ。材料や製造方法を再検討して表面保護膜の透過率を向上し、厚さ1mmの軽量で湾曲するモジュールを実現した。空気抵抗を考慮した車体の曲面に直接貼り付け、5ブロックに分割して日射角度の差による出力低下を防いだ。5チャンルの太陽電池と5個のMPPT(最大電力点追従制御)から構成される。

 同レースは、日本で開催される最大級の国際ソーラーカーレースで、今回が26回目。チャレンジ、オリンピア、ドリームの各クラスで優勝および総合優勝を競う。太陽光パネルの出力を優先する車と駆動用蓄電池を活用する車があり、大阪産業大学は太陽光パネルの出力を優先するドリームクラスに参加した。

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