図1:「スマカメ 話せるナイトビジョン」
図1:「スマカメ 話せるナイトビジョン」
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図2:暗視モードの撮影イメージ
図2:暗視モードの撮影イメージ
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 プラネックスコミュニケーションズ(本社東京)は、マイクとスピーカーを内蔵したナイトビジョンカメラ「スマカメ 話せるナイトビジョン」(型番:CS-QR22)を2016年8月26日に発売する(図1、ニュースリリース)。工場や倉庫で、業務時間内は音声による外部とのやり取りに、夜間は赤外線による暗視に使える。

 100万画素のセンサーにより、1280×720ピクセルの画質で映像を見られる。赤外線LEDを搭載し、完全な暗所でも撮影できるので、閉め切った無人の倉庫や工場でも使える(図2)。光センサーが周囲の明るさを感知し、暗くなると自動で暗視モードに切り替わる。さらに、カメラ本体にマイクとスピーカーを内蔵し、外部と直接、音声でやり取りできる。

 動体検知機能を備え、カメラの映像に動きがあると、自動でmicroSDカードへの録画を開始したりスマートフォンに通知したりする。録画データの中から目当ての映像を探すのが難しい場合のために、有料の「スマートプレイバック」を用意する。具体的には、いつ・どれくらいの頻度で動体検知されたのかをグラフ表示させることで、異常事態の早期発見を図れる。1日を表すタイムバー上に動体検知の発生推移を表示することも可能で、タイムバーをスクロールして目当ての映像を直感的に検索・再生できる。

 常時録画にも対応し、メモリーカードの容量に達すると上書きして録画する。動画の圧縮方式としては、H.264を採用。32GBのメモリーカードでは、約1週間分の録画が可能だ。