中国の大手太陽光パネルメーカーの日本法人、サンテックパワージャパン(東京都新宿区)は、自社が発電事業者となる太陽光発電所の開発状況を明らかにした。
2017年7月時点で、8カ所・合計出力約18MWが稼働している。このうち5カ所は、2016年度に稼働した(関連ニュース1、同ニュース2)。
稼働済み案件は、関東に多い。兵庫県や鹿児島県にも開発・運営している。九州の2カ所を除き、O&M(運用・保守)も自社グループで手掛けている。
今後も積極的に太陽光発電所を開発していく。「低コスト・高パフォーマンス」な発電所の開発を強化するとしている。
日本国内での開発目標は、「今後3年間で、合計出力100MW」としている。
2017年4月に施行した固定価格買取制度(FIT)改正法で創設された入札制度への参加も検討しているという。
現在、開発中の案件には、三重県における出力約23.5MWもある。売電価格は24円/kWh(税抜き)で、2019年末~2020年の連系を予定している。
用地は、ゴルフ場跡である。