竣工した「白老ソーラーウェイ」
竣工した「白老ソーラーウェイ」
(出所:日本アジアグループ)
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 日本アジアグループ傘下のJAG国際エナジー(東京都千代田区)は8月3日、北海道白老郡白老町においてメガソーラー(大規模太陽光発電所)を竣工したと発表した。

 発電所名は、「白老ソーラーウェイ」。民間の所有する約2万4000m2の遊休地を活用して、出力約1.3MWの太陽光発電所を設置した。年間の計画発電量は一般家庭約420世帯の電力消費量に相当する。発電した電力はすべて北海道電力に売電する。

 設計・施工と竣工後のO&M(運営・保守)は、JAG国際エナジーが担当する。太陽光パネルは、インリー・グリーンエナジージャパン製の多結晶シリコン型・72セル/枚タイプを設置した。パワーコンディショナー(PCS)は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 積雪対策として、太陽光パネルの設置角は30度に取り付け、パネル上に積もった雪を滑り落ちやすくした。日本アジアグループは、「地域特性にあわせた太陽光発電所を開発するとともに、地域住民とメガソーラー施設を活用した地域づくり、まちづくりに取り組んでいきたい」としている。