発電状況表示パネル
発電状況表示パネル
(出所:日本アジアグループ)
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「出雲崎ソーラーウェイ」
「出雲崎ソーラーウェイ」
(出所:日本アジアグループ)
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 日本アジアグループは8月2日、同社傘下の国際航業が、新潟県出雲崎町にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「出雲崎ソーラーウェイ」を建設し、完成したと発表した。

 同事業は、公益財団法人・新潟県環境保全事業団の公募した「エコパークいずもざき最終処分場大規模太陽光発電施設設置・運営事業」において、国際航業が選定され、2015年8月から建設していたもの。

 「出雲崎ソーラーウェイ」は、出力2.101MWで、一般家庭の約364世帯に相当する発電規模となる。発電した電力は6月から東北電力に売電している。

 今回のプロジェクトは、産業廃棄物の埋立地を発電所として有効に活用した。埋め立て後に覆土した状態になっていた、約3万m2の用地に置き基礎を設置してパネルを固定した。

 EPC(設計・調達・施工)とO&M(運営・保守)サービスは、JAG国際エナジーが担当。太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 日本アジアでは、地域への経済効果として、工事、除草、除雪などの一部を地元企業へ発注するほか、ふれあいセンターの屋根上への太陽光発電システムの寄贈・設置、環境教育の実施、発電状況表示パネルの設置などを挙げている。