名古屋大学は2016年8月5日、有機分子を基本骨格とした、カーボンナノチューブに似た筒状の構造体「有機ナノチューブ」を、簡単な有機化合物から2段階で簡便に合成する新しい手法を開発したと発表した。有機ナノチューブは、基本骨格の設計次第で半導体特性や導電性、分子認識、分子取り込み能といった機能を付与できるため、機能性材料としての応用が期待される。
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