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「EV競争、本当の勝負はこれから」――日産常務役員

市場激化に新型で攻勢

  • 窪野 薫
  • 2017/08/02 15:00
  • 1/2ページ

 「(米Tesla社による量販モデルの投入など)電気自動車(EV)の市場競争は激化している。本当の勝負はこれからだ」――。日産自動車が2017年7月27日に開いた2017年度第1四半期(2017年4~6月)決算発表会見の場で、同社常務執行役員の田川丈二氏は力を込めた(図1)。

図1 日産自動車常務執行役員の田川丈二氏 (写真:2017年2月)
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 ゼロエミッション(排出ガスゼロ)でリーダーであり続けること――。これは日産が中期経営計画「日産パワー88」(2011~2016年度)に盛り込んでいた確固たる目標だ。

 日産が世界初の量産EV「リーフ」を発売したのは2010年12月、累計の世界販売台数は2016年末時点で20万台以上にのぼる(図2)。目標台数より少ないとしながらも、"世界一”売れているリーフで市場を先導する日産。しかし、そんなリーフの牙城を崩しかねない競合車が出現した。

図2 日産自動車のEV「リーフ」
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図3 米Tesla社が2017年7月末に量産をはじめたEV「Model 3」
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 筆頭は米Tesla社の小型セダンEV「Model 3」である(関連記事:Tesla社の「Model 3」、7月に量産開始へ)。

 これまで「Model S」や「Model X」など高級車路線を歩んでいたTesla社。Model 3では、米ネバダ州に建設した世界最大のリチウムイオン電池工場「Gigafactory(ギガファクトリー)」で生産した電池を使うなどしてコストを抑えた(図3)。

 米国での価格は、オプションを装備しないベース車両で3万5000ドル(1ドル=114円換算で399万円)からとし、手が届きやすい価格となった。リーフの車両価格は280~456万円のため、Model 3はリーフの競合に十分なり得る。

 Tesla社の量販モデルに加えて、日本メーカーもEV開発に力を入れ始めている。トヨタ自動車は2016年12月に社内ベンチャーを発足させ、マツダと提携しながら開発を進めている(関連記事:トヨタがEV量産へ、マツダと連携)。

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