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HOMEエネルギーメガソーラー > 風力開発地をドローンでレーザー測量、テラドローンと大林組

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風力開発地をドローンでレーザー測量、テラドローンと大林組

  • 加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテック研究所
  • 2017/07/31 09:52
  • 1/1ページ
レーザーを搭載したドローンによる測量の様子
(出所:テラドローン)
[画像のクリックで拡大表示]
測量の結果
(出所:テラドローン)
[画像のクリックで拡大表示]
開発される風力発電所の予想図
(出所:テラドローン)
[画像のクリックで拡大表示]

 ドローン(無人小型飛行体)関連を手掛けるテラドローン(東京都渋谷区)は7月19日、北海道にある風力発電所の開発予定地において、測量用のレーザーを搭載したドローンを使い、地表面を計測したと発表した。

 大林組と共同で実施した。ドローンによるレーザー測量を使えば、樹木を伐採せずに実現できる利点があるとしている。

 従来の太陽光・風力発電所の開発では、候補地への発電設備の配置を計画する際、主に航空写真による測量が活用されていた。

 しかし、航空写真による測量では、山林などの場合、木によって地表が隠れてしまい、空撮写真では地表の状況を把握しきれないことも多い。

 こうした木に隠れた地表の測量は、推定した樹高から地面の高さを算出したり、状況によっては、森林を伐採して測量することもある。

 こうした測量では、実際の地表面とは異なるデータとなったり、誤差の大きいデータとなる場合があり、実際に施工してみると、計画通りに発電設備を設置できないこともあるという。

 太陽光発電の場合、測量データよりも実際の傾斜がきついため、想定した枚数を設置できないなどの事態もあるという。

 テラドローンによると、場合によっては、測量をやり直すこともあり、稼働開始が数カ月も遅れたり、さらに、数千万円単位の追加費用が生じることがあるとしている。

 今回の手法では、空中からレーザーを照射して、地表面や地物(地上にある構造物)から反射した3次元のデータを取得できる。これによって、木が地面を隠しているような場所でも、伐採することなく、広範囲の地表面データを短時間で得られるという。

 測量の精度については、航空によるレーザー測量と比べても、密度の高い点群データを取得でき、より詳細な地表面の情報を得られるとしている。

 具体的には、複数カ所で検証した結果として、平場において平均5cm程度、群集した植生下においても平均10cm以内での計測結果が得られているという。

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