エコスタイル(東京都千代田区)とMISAWA・international(東京都千代田区)は7月25日、エコスタイルの太陽光投資商品「太陽光と家」の販売で業務提携したと発表した。固定価格買取制度(FIT)による売電収入を、MISAWA・internationalの200年住宅「HABITA」の住宅ローンに充当できる。

 「太陽光と家」は、太陽光の発電事業者となり、発電した電力をFIT制度により電力会社に売電することで収益を得る太陽光投資商品。個人でも無理のない規模の太陽光発電の組成・販売・メンテンナンスを独自サービスとして提供する。

 約400坪(約1320m2)程度の敷地があれば約85kWの太陽光発電設備と延床約33坪(約109m2)の新築住宅を建設できる。安価で日当たりの良い土地であれば、20年間で1500万円以上の資金が増加する計算になり、この運用資産を充当して自己資金の負担を軽減しながら住宅を購入できるという。

 太陽光発電システムは、追加料金なしで各種保証・補償と定期点検をセットにした。太陽光パネルやパワーコンディショナー(PCS)メーカーの「10年製品保証」「25年パネル出力保証」、施工瑕疵による物的・人的損害を保証する「20年施工補償」、日照時間が統計より著しく短かった場合に保証金を支払う「5年日照補償」、4年ごとに実施する「20年間無料定期点検」を揃えた。さらに、低金利のソーラーローンを用意した。