「SOLAR WARE 1000」 の外観
「SOLAR WARE 1000」 の外観
(出所:TMEIC)
[画像のクリックで拡大表示]
竣工した「Ghani Sakunala Solar Park」
竣工した「Ghani Sakunala Solar Park」
(出所:ソフトバンク)
[画像のクリックで拡大表示]

 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は7月27日、ソフトバンクグループがインドで稼働したメガソーラー(大規模太陽光発電所)に、出力1MW のパワーコンディショナー(PCS)を350台納入したと発表した。

 この太陽光発電所は、インド・アンドラプラデーシュ州にある「Ghani Sakunala Solar Park」で、パネル容量455MW、連系出力350MWに達する。プロジェクト開発・運営は、インドで再生可能エネルギー発電事業を手掛ける行うソフトバンクグループのSB Energy Holdings Limitedが担当する。

 TMEICの納入したPCSは、直流入力1000V対応、単機で定格出力1MWの「SOLAR WARE 1000」。太陽光パネルについては、中国のトリナ・ソーラー製の多結晶シリコン型が採用されている(関連記事)。

 今回のプロジェクトは、 SB Energy Holdings Limited が 2017 年 3 月 29 日から営業運転を開始した世界で 7 番目に大きなメガソーラーで、インド中央政府によって施行された太陽光発電施策 「Jawaharlal Nehru National Solar Mission」の下で営業運転を開始した最初のプロジェクトという。

 インドでは再エネの導入が積極的に進められており、TMEICはインド・カルナータカ州ベンガルールに製造拠点を構え、2017年3月末までに約2GWのPCSをインド国内向けに供給している。