太陽光パネルメーカーの中国ジンコソーラーホールディングは7月26日、兵庫県篠山市に立地する、合計出力7.245MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)に、太陽光パネルを供給すると発表した。
ゴルフ場跡地に立地し、EPC(設計・調達・施工)サービスは、旭電業(岡山県岡山市)が担当している。
土地は造成済みで、木の影はあるものの、発電量が大きく損なわれることがなく、太陽光発電所の開発に適しているとしている。
二つのメガソーラーで構成され、一つは出力1.197MWで高圧配電線に、もう一つは同6.048MWで特別高圧送電線に、それぞれ連系する。このうち高圧側は2016年5月に着工している。2018年7月に完工する予定となっている。
稼働後の年間発電量は、日本の一般家庭約1900世帯の消費電力に相当する量を見込んでいる。発電電力は全量、関西電力に売電される。
ジンコソーラーは、出力315W/枚の太陽光パネルを2万3000枚納入する。