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アフラックと日立、がん早期発見・早期治療社会の構築へタッグ

2017/07/27 14:00
近藤 寿成=スプール
日立製作所が2016年6月に実施した、尿中代謝物によるがん患者の識別技術に関する記者会見の様子
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 アフラックと日立製作所は、がんの早期発見・早期治療社会の構築に向けた協創を開始する。2017年7月26日に発表した。

 現在、がんは日本の死因第1位となっており、生涯のうちに約2人に1人が罹患すると推計されている。また、早期発見によって治癒する可能性が高いことから、厚生労働省の「がん対策推進基本計画」の施策では積極的ながん検診の受診が促されている。しかし、日本のがん検診の受診率は約30~50%と、欧米諸国と比較して低い状況にある。

 そこで両社は協創により、アフラックが持つがんに関する豊富なデータや知見と、日立の尿中代謝物によるがん患者の識別技術や独自のサービスデザイン手法である「NEXPERIENCE(ネクスペリエンス)」、アナリティクス技術などの先端ITを組み合わせる。これにより、「尿中代謝物によるがんの識別技術の向上に向けた検討」「がんの早期発見・早期治療社会の構築に向けたがんの識別技術の活用方法を検討」「新しい保険商品・サービスの創出に向けた検討」の3つに取り組む。

 今回の取り組みで利用する尿中代謝物によるがん患者の識別技術は、2016年6月に日立製作所が発表しているもの。尿に含まれる代謝物を網羅的に解析することで、健常者と乳がん患者および大腸がん患者の尿を識別する技術である。がんのスクリーニングや診断に向けて、数年以内の実用化を目指すとしていた(関連記事)

 また、今回の取り組みとは別に日立製作所は2017年4月、HIROTSUバイオサイエンスと線虫によるがん検査の実用化に向けた共同研究開発契約を締結。HIROTSUバイオサイエンスが持つ、尿を検体として線虫でがんを検査する技術「N-NOSE」に、日立の自動解析技術を組み合わせ、大量の検査を短時間かつ低コストに実現できるようにすることを発表している。がんの1次スクリーニング検査として、2019年末~2020年初頭の実用化を目指すという(関連記事)

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第4段落の記述を新たに追加し、掲載画像を差し替えました。記事は修正済みです。

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