CYBERDYNEは2016年7月26日、米国子会社を設立すると発表した。「ロボットスーツHAL医療用」について、「FDA(米国食品医薬品局)による医療機器承認を見越し」(CYBERDYNE)たもの。米国事業と世界展開の戦略的拠点とする考えで、「日本と欧州、米国の3極における事業推進体制が確立する」(同社)。

 2016年8月付で、米国デラウェア州に100%子会社「CYBERDYNE USA Inc.」を設立する。この子会社を通じ「医療・介護福祉・生活支援領域の世界最大市場である米国において、革新的な製品やサービスの普及を進めていく」(CYBERDYNE)。最先端技術が集積する米国の地の利を生かし、さまざまな事業パートナーと連携して世界展開を加速する考え。法人はデラウェア州に設立するが、当初はワシントン州シアトルで活動を始めるという。