エンコアードジャパンの事業イメージ
エンコアードジャパンの事業イメージ
(出所:ソフトバンク)
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 ソフトバンクは7月18日、米Encored社の日本法人エンコアードに出資することで合意したと発表した。Encored社は、エネルギー関連情報を収集・分析するサービスを提供する「エネルギーIoTプラットフォーム事業」を手掛けている。

 今回の出資に伴い、8月1日付で「エンコアードジャパン株式会社」に名称変更し、日本国内における事業を本格展開する。

 Encored社は、宅内設置型のIoT機器を用いてエネルギーデータのリアルタイム分析を活用できるプラットフォームサービス「ENERTALK(エネトーク)」を、韓国などのグローバル市場で約10万世帯に提供している。日本法人のエンコアードは、2016年1月に設立された。

 今回、ソフトバンクは、エンコアードの第三者割当増資を引き受け、7月中に完了する見込み。出資比率はソフトバンクが50.1%、Encored社が49.9%。また、今回の出資に合わせてソフトバンクは、Encored社への出資も行う。

 ソフトバンクとEncored社は、エンコアードジャパンの独自AI(人工知能)技術を活用したエネルギーデータ分析プラットフォームを多くのビジネスパートナーに提供することで、効果的な節電アドバイスや家電製品のエネルギー効率診断、高齢者見守りなどの多様なエネルギーサービスの実現を目指す。