図1 講演した防衛装備庁 防衛技監の外園博一氏
図1 講演した防衛装備庁 防衛技監の外園博一氏
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 キーサイト・テクノロジーが開催したプライベートショー「Keysight World 2016 東京」(2016年7月14日と15日に東京で開催)にて、防衛装備庁 防衛技監の外園博一氏が、2015年10月に発足した防衛装備庁の研究開発について講演した(図1)。防衛装備庁の役割の1つが安全保障に関わる技術の研究開発である。同庁の研究開発は大きく2つに分けられる。1つは「技術先導型」の研究開発、2つは「運用主導型」の研究開発である。従来の安全保障関連の研究開発は、実用化を前提とした応用研究や開発が中心であった。しかし、近年は基礎技術の研究も増えているという。