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HOMEエネルギーメガソーラー > 風力の電気で水素製造、燃料電池フォークリフトに利用

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風力の電気で水素製造、燃料電池フォークリフトに利用

  • 工藤宗介=技術ライター
  • 2017/07/14 15:33
  • 1/1ページ
実施プロジェクトにおけるサプライチェーン
(出所:9者共同リリースより)
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ハマウィング敷地内計画イメージ
(出所:9者共同リリースより)
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燃料電池フォークリフト
(出所:9者共同リリースより)
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 神奈川県、横浜市、川崎市、岩谷産業、東芝、トヨタ自動車、豊田自動織機、トヨタタービンアンドシステム、日本環境技研の9者は7月12日、京浜臨海部における再生可能エネルギーを活用した低炭素な水素サプライチェーンモデル構築の実証プロジェクトについて、すべての設備が完成し、本格運用を開始すると発表した。

 同プロジェクトの施設は、横浜市風力発電所(ハマウィング)敷地内に整備する。設置するのは、風力発電の電気を使って水を電気分解して水素を製造し、貯蔵・圧縮するシステム。製造した水素を簡易水素充填車2台で輸送し、横浜市内や川崎市内の青果市場・工場・倉庫の4カ所に導入した燃料電池フォークリフト12台で使用する。クラウドを利用し、水素の製造から利用までを管理・運用するサプライチェーンを構築する。

 地域と一体となったサプライチェーンを構築することで、従来の電動フォークリフトやガソリンフォークリフトと比べて80%以上のCO2削減が可能になると試算する。今回の実証を通じて、将来の他地域展開を見据えたコスト試算と地球温暖化対策への貢献など水素サプライチェーンの事業可能性を検証する。

 具体的には、今後の水素価格低下に向けて、同実証によるコスト評価から量産効果の検証、必要な規制緩和項目などを洗い出す。また、2030年ごろを見据えた技術革新やサプライチェーンの大規模化による普及・横展開モデルを検討する。更なるCO2削減に向けた取り組みの方向性についても検討する。

 同プロジェクトは、環境省委託事業「平成27年度 地域連携・低炭素水素技術実証事業」に採択された。

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