太陽光発電システム販売を手掛ける日本エコシステム(東京都港区)は7月8日、ソーラーフロンティア(東京都港区)との提携により、住宅向けに「無金利オリジナルソーラーローン」の提供を7月12日から開始すると発表した。

 住宅用太陽光発電システムは、蓄電池やHEMS(住宅エネルギー管理システム)と併せて導入し、自宅をスマートハウス化する需要が高まってきている。ただし、これらをセットで導入するには、一般的に350万円程度を要し、ローンが活用されることが多い。このローンの金利負担を軽減する。

 一般的な同様のローンでは、実質的な金利が年率2.15%程度となっている。これに対して、今回のローンは、金利手数料を支払期間10年(120回払い)まで、日本エコシステムが全額負担することで、実質的に無金利となるという。

 このほか、ソーラーフロンティアの製品を9月末までに購入した場合、支払期間が11~15年(121~180回払い)の場合でも金利手数料は1.5%、支払期間が16~18年(181~216回)の場合は金利手数料が1.7%と、一般的な同様のローンより低い金利で利用できるとしている。