27ホールの旧・新美祢カントリークラブの跡地に、自社製の太陽光パネル17万3000枚を並べた
27ホールの旧・新美祢カントリークラブの跡地に、自社製の太陽光パネル17万3000枚を並べた
(出所:カナディアン・ソーラー)
[画像のクリックで拡大表示]

 太陽光パネル大手のカナディアン・ソーラーは6月28日、山口県美祢市において、出力56.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が稼働を開始したと発表した。5月に商業運転を開始していた。

 27ホールのゴルフ場だった旧・新美祢カントリークラブの跡地を活用した。カナディアン・ソーラーグループが日本でこれまでに開発した最大規模の太陽光発電所としている。

 売電価格は36円/kWh(税抜き)で、中国電力に売電している。年間発電量は、6万6000MWhを見込んでいる。

 同社グループでは、日本国内で合計出力141.9MWの太陽光発電所を運営している。このほかに、すでに売却した発電所は合計出力で81MWとなる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、韓国LG CNSの日本法人、LG CNSジャパン(東京都中央区)が担当した。

 太陽光パネルは、自社製の「CS6U」を17万3000枚並べた。

 パワーコンディショナー(PCS)は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。