「ミッドウェイIプロジェクト」の建設地で着工準備をする作業員
「ミッドウェイIプロジェクト」の建設地で着工準備をする作業員
(出所:ソーラーフロンティア)
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「ミッドウェイIプロジェクト」の建設地で着工準備をする作業員
(出所:ソーラーフロンティア)

 ソーラーフロンティア(東京都港区)は7月12日、米カリフォルニア州インペリアル郡に、2サイトで合計出力107MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を開始したと発表した。

 出力67MWの「ミッドウェイIプロジェクト」と、40MWの「ミッドウェイIIプロジェクト」で、前者はPacific Gas & Electric社との間で、後者はImperial Irrigation District社との間で電力購入契約(PPA)を締結している。

 これらのプロジェクトは、ソーラーフロンティア・アメリカズ子会社のソーラーフロンティア・アメリカズ・ディベロップメントが進めている。同社は、2015年4月にGestamp North America社から合計出力280MWの案件群を取得していた。ミッドウェイIおよびミッドウェイIIはこれらの案件群の一部となる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスはBlattner Energy社が担当し、パワーコンディショナー(PCS)はPower Electronics社、またソーラートラッカー(太陽光追尾装置)はNEXTtracker社が提供する。

 ソーラーフロンティア・アメリカズ・ディベロップメントのチャールズ・ピメンテルCEO(最高経営責任者)は、「現在、米国で出力400 MWを超える太陽光発電所の開発案件群を保有しており、信頼性および経済性の高いサービスを提供する企業として評価されている」とのコメントを公表した。