セコムは、ウエアラブル端末とスマートフォンアプリを用いた健康支援サービスに乗りだす。リストバンド型端末を用いた救急対応・健康管理サービス「セコム・マイドクターウォッチ」を2017年7月7日に発売。同端末で測った活動量などを基に、生活改善アドバイスを与えるスマートフォンアプリ「セコムあんしん健康アプリ」をその一環として提供する。

7月5日の発表会に登壇したセコム 代表取締役社長の中山泰男氏。左手首に装着しているのがセコムマイドクターウォッチ用のリストバンド型端末、右手に持っているのがセコム・ホームセキュリティ NEOのコントローラー端末。後ろに見えるボックスは、セコム・ホームセキュリティ NEOのIoT連携機能第2弾として2017年中に発売予定の「宅配ボックス」
7月5日の発表会に登壇したセコム 代表取締役社長の中山泰男氏。左手首に装着しているのがセコムマイドクターウォッチ用のリストバンド型端末、右手に持っているのがセコム・ホームセキュリティ NEOのコントローラー端末。後ろに見えるボックスは、セコム・ホームセキュリティ NEOのIoT連携機能第2弾として2017年中に発売予定の「宅配ボックス」
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 同社は7月7日、ホームセキュリティーの新サービス「セコム・ホームセキュリティ NEO」を発売する。従来は壁固定型だったコントローラ端末を卓上据え置きサイズに小型化。スマートフォンアプリでの操作や操作履歴確認も可能にした。

 さらに、IoT(Internet of Things)機器との連携機能を搭載。ホームセキュリティーとつながるさまざまなサービス拡張を見据えた機能で、その第1弾として発売するのがセコム・マイドクターウォッチだ。

 セコム・マイドクターウォッチは、加速度センサーなどを搭載したリストバンド型端末を用いるサービス(関連記事)。このリストバンド型端末は、利用者の歩数や消費カロリー、転倒などを検知できる。こうした特徴を生かし、今回のサービスでは利用者の急病や転倒に応じて救急通報を行う「救急対応」や、歩数や消費カロリーを基に生活改善アドバイスを与える「健康管理」の機能を提供する。