お薬手帳プラスで提供される「健康コンテンツ」。新コンテンツとして提供を開始した『知っ得!薬剤師コラム』(右)
お薬手帳プラスで提供される「健康コンテンツ」。新コンテンツとして提供を開始した『知っ得!薬剤師コラム』(右)
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 日本調剤は、自社で開発・提供する電子お薬手帳「お薬手帳プラス」内の新コンテンツとして、『知っ得!薬剤師コラム』の配信を2017年7月3日に開始した。「お薬手帳プラス」をインストールし、メールアドレスによる会員登録を行えば、無料で閲覧できる。

 同アプリ内では、健康管理やヘルシーなライフスタイルをサポートする健康コンテンツを展開している。新コンテンツとなる『知っ得!薬剤師コラム』は、毎月1回、同社の薬剤師が記事を執筆。子どもへの薬の飲ませ方など小児・乳幼児の母親世代に向けた情報や、薬と食べ物の飲み合わせなど、あらゆる年齢層に向けた“知ってトクする”さまざまなテーマを取り上げていくという。7月3日に配信したvol.1では、「授乳と薬」がテーマ。不安の多い授乳期間中の服用に関して、薬との付き合い方について紹介している。

 同社は、インターネット上で信憑性の問われる医療情報があふれ、医療や薬に関する正しい情報が入手しにくくなっている状況があるとし、薬の専門家である薬剤師による信頼できる確かな情報を広く発信していきたいという考えから同コンテンツを配信。今後も学術団体のガイドラインなど信頼性の高いエビデンスに基づいた情報提供を行っていくという。

 同社の「お薬手帳プラス」は、2015年10月から運用を開始。2017年6月末現在の登録会員数は約18万人。同社薬局で服薬管理している本会員では、来局ごとの服薬情報が自動登録される。投薬までの待ち時間を有効活用できる「処方せん送信機能」、日々の健康管理に役立つ体重・血圧・血糖値などを数値・グラフで記録できる「健康記録」、病院や薬局の通院記録などの登録ができる「カレンダー機能」、健康管理をサポートする「健康コンテンツ」などの機能を備えている。