「FITでんきプラン」の電源構成(計画値)
「FITでんきプラン」の電源構成(計画値)
(出所:ソフトバンク)
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 ソフトバンクは6月30日、電力供給サービス「ソフトバンクでんき」のメニューの1つである「FITでんきプラン(再生可能エネルギー)」を、7月下旬から順次、関西電力エリアでも提供すると発表した。7月1日正午から「ソフトバンクでんき」特設サイトで申し込みを受け付け始めた。

 「FITでんきプラン(再生可能エネルギー)」は、固定価格買取制度(FIT)の適用を受けたメガソーラー(大規模太陽光発電所)など再エネ(FIT電気)を電源に組み入れたメニュー。4月下旬から北海道電力エリアと東京電力エリアの低圧需要家向けに提供している(関連記事)。

 FIT電気の比率は、年間平均で6割を目標にする。電源構成の計画値(2016年4月1日~2017年3月31日)として、FIT電気・57%、廃プラスチックを燃料にした廃棄物発電・5%、日本卸電力取引所(JEPX)からの調達・24%、その他・14%という構成比を公表した。

 ソフトバンクグループのSBパワーが小売電気事業者となり、ソフトバンクが代理店として電力サービスを提供する。FIT電気の電源については、ソフトバンクグループのSBエナジーが運営するメガソーラー(大規模太陽光発電所)を主体に、他社からも調達する。