刈り込める雑草の高さが150mm以下の機種
刈り込める雑草の高さが150mm以下の機種
(出所:日経BP)
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新型の同170mm以下の機種
新型の同170mm以下の機種
(出所:日経BP)
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 農業・土木建設用機器メーカーである筑水キャニコム(福岡県うきは市)は、太陽光発電関連の展示会「PVJapan 2016」(6月29日~7月1日、パシフィコ横浜で開催)において、乗用型の草刈り機を出展した。

 ゴーカートのような形をしたもので、座席の下に草刈りユニットが設けられ、回転刃が回ることで雑草を刈る。運転して敷地内を回るだけで、雑草を刈ることができ、除草作業による体力的な負担を軽減できる上、時間当たりの作業効率が大幅に高まる。

 同社は、乗用型の草刈り機を、造園向けに開発・販売してきた。造園における除草は、人の背丈に近い高さまで伸びた雑草を刈ることが多く、乗用型ながら背の高い雑草を効率的に刈れるように設計されているという。

 販路は、農業機器や建設機器の販売代理店経由、または、リースで展開している。太陽光発電所での活用が増えているため、出展した。

 刈り込める雑草の高さが150mm以下の機種(税抜き価格:約94.8万円)に加え、新たに製品化した同170mm以下の機種(同:約140万円)を展示した。

 新型の機種は、小型特殊自動車となり、公道を運転して移動できる。両機種とも、軽トラックで運搬できる。