米インディアナ州のメガソーラーに納入
米インディアナ州のメガソーラーに納入
(出所:ソーラーフロンティア)
[画像のクリックで拡大表示]

 太陽光パネルメーカーのソーラーフロンティア(東京都港区)は6月29日、米国中西部において、同社製のCIS化合物型太陽光パネルを採用したメガソーラー(大規模太陽光発電所)が完工し、運転を開始したと発表した。2カ所、合計で出力14MWとなる。

 両発電所は、インディアナ州のビーゴ郡テレヒートとクレイ郡ブラジルに位置する。いずれも出力7MWで、それぞれの郡における最大規模のメガソーラーという。

 サイプレス・クリーク・リニューアブルズ(Cypress Creek Renewables)社によるプロジェクトで、発電電力は20年間の電力購入契約(PPA)に基づいて、米国の大手電力会社であるDuke Energy社に売電する。

 インディアナ州内には、これまでに合計で約150MW分の太陽光発電設備が導入されている。さらに、今後5年間で約345MW分の太陽光発電の導入が見込まれている。連邦政府の投資税額控除などに加えて、同州独自の再生可能エネルギーに関する税額控除制度が複数あり、導入に寄与しているという。