高効率パネル「BLACKSOLAR」2枚で発電した電力を蓄電池に貯めて使う
高効率パネル「BLACKSOLAR」2枚で発電した電力を蓄電池に貯めて使う
充電スタンドの外観と構成(出所:シャープ)
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独立型の電源として機能
独立型の電源として機能
(出所:シャープ)
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 シャープは6月27日、太陽光発電電力により、携帯電話機やスマートフォンを手軽に充電できるソーラー充電スタンド「LN-CA2A」を発売すると発表した。8月25日に発売する。

 太陽光発電システムを使った充電スタンドは、日本では2015年10月、東京都に初めて設置され、今後も、導入数の拡大が見込まれている(関連ニュース)。観光地や公共施設、商業施設などに設置することで、観光客や施設利用者による充電の需要に対応できる。

 停電時には、地域の住民による充電への対応が可能となる。

 同社製の高効率な太陽光パネル「BLACKSOLAR」2枚(出力184W以上)と蓄電池(出力電圧12V、容量38Ah品を3個)を搭載し、既存の電源に接続せずに稼働する、独立型の充電システムとなる。

 日中に太陽光発電システムで発電した電力を蓄電池に貯め、日照量が少ない日や夜間でも充電が可能となっている。日没後は、LED照明が最長で14時間、自動で点灯する。

 4個の充電口を設け、1台あたりの充電時間15分の場合、60台分の電力を供給できる。

 充電スタンドの高さは約4m、耐風速は60m/s、動作温度は、零下15℃~40℃となっている。希望小売価格は250万円(税抜き)で、受注生産となる。