パネルを納入した発電所の例
パネルを納入した発電所の例
長崎県西海市の出力2MWの太陽光発電所(出所:ジンコソーラーホールディング)
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 中国の大手太陽光パネルメーカーのジンコソーラーホールディングは6月26日、日本法人のジンコソーラージャパン(東京都中央区)が、総額41億円を調達したと発表した。

 ジンコソーラージャパンは、三井住友銀行が幹事を務める銀行団(コンソーシアム)との間で、最長2年間の期間とするシンジケートローン(一つの融資契約書に基づく同一条件の融資)契約を締結した。

 調達した資金は、ジンコソーラージャパンの運転資金に充てる。

 三井住友銀行によるジンコソーラージャパンへのシンジケートローンは、2016年に続いて2回目になる(関連ニュース)。前回の融資額は20億円だった。

 ジンコソーラーは2017年3月31日時点で、シリコンインゴットとウエハーで5GW、太陽電池で4GW、太陽光パネルで6.5GWの年産規模を持つ。生産では中国、マレーシア、ポルトガルなど8拠点。販売では、日本、シンガポール、インド、トルコ、ドイツ、イタリア、スイス、アメリカ、カナダなど18拠点を持つ。