この調査は米国市場で新車を購入もしくはリース契約した8万人以上を対象に、購入・リース後の90日間に消費者が経験した8分野233項目の不具合を調べたもの。100台当たりの不具合数をPP100としてスコア化した。スコアが小さいほど不具合が少なく、初期品質が高い。
2016年の平均スコアは105 PP100で、2015年より6%向上した。調査した8分野すべてで改善している。2015年の調査から最も改善したブランドは米国のChryslerとJeepで100台当たりの不具合を28件減らした。また、平均すると大衆車ブランド(104 PP100)の方が高級車ブランド(108 PP100)より不具合が少なかった。