モバイル関連の市場調査を手掛けるMMD研究所が2017年6月に実施したインターネット調査で、調査対象のシニア層(60~79歳)の48.2%がスマートフォン(スマホ)を所有していることが分かった。2015年に行った同様の調査ではシニア層のスマホ所有率が27.8%、2016年は38.5%で、毎年10ポイント前後ずつ増加している。調査の有効回答数は4244人で、調査期間は2017年6月6~10日。
年代別のスマホ所有率は、60歳代が51.9%、70歳代が35.7%だった。また、「携帯電話を買い換えるならどの端末を購入するか」を聞いたところ、スマホユーザーの80.5%、フィーチャーフォンユーザーの15.6%が「スマートフォン」と回答した。
なお、タブレット端末の所有率は、2016年が29.6%だったのに対し、2017年は30.5%と微増にとどまった。年代別のタブレット端末の所有率は、60歳代が32.3%、70歳代が24.4%。