タイに設置されたSungrow製のPCS
タイに設置されたSungrow製のPCS
(出所:Sungrow)
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 中国のパワーコンディショナー(PCS)大手Sungrow Power Supply社は6月21日、太陽光発電向けPCSの販売でユアサ商事と提携したと発表した。今回の提携により、ユアサ商事は日本におけるSungrow社の最も重要な流通業者のひとつとなり、日本の顧客向けにサービスを提供するという。

 Sungrow社は、太陽光向けPCSを全世界で31GW以上出荷しており、ドイツで約25%、世界で15%以上の市場シェアを維持しているという。また、ユアサ商事は、年商5000億円のうち新エネルギー事業で約1000億円の売上を持つ。

 ユアサ商事は、7月と10月に予定されるSungrow社の展示会などに協力するなど、Sungrow社製PCSの販促活動を手掛けてきた。5月には、Sungrow社の日本市場向けストリングインバーター「SG49K5J」をユアサ商事の販売網で出荷したという。