院内での使用イメージ
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 島津エス・ディーは、京都大学医学部附属病院に「バイタルデータターミナル(VDT)」を約1100式納入した(関連記事)。一般病床の各ベッドにほぼ1台ずつVDTを設置し、2016年5月に稼働・運用を始めた。

 VDTは、患者の体温・血圧・脈拍・酸素飽和度・血糖値といったバイタルデータを測定した後、簡単にデータを取り込めるプラットフォーム。NFC通信に対応する測定機器であれば、メーカーを問わずデータを取り込める。患者や看護師が身に付ける専用の検知用タグもVDTが自動検知。これにより、患者や看護師の情報とバイタルデータをひも付けて電子カルテへ送信できる。

 島津エス・ディーはVDTを、2016年7月13日から東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2016」に出展する。