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太陽光パネル搭載住宅をV2H対応にリフォーム

  • 工藤 宗介=技術ライター
  • 2016/06/24 14:08
  • 1/1ページ
「V to Heimリフォーム」概念図(図:積水化学工業のプレスリリースより)
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「V to Heimリフォーム」イメージ(図:積水化学工業のプレスリリースより)
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 積水化学工業は2016年6月23日、太陽光発電システム(PV)と電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)、コンサルティング型HEMS「スマートハイム・ナビ」が電力連携する住宅リフォーム製品「V to Heimリフォーム」を、同年7月1日に発売すると発表した(ニュースリリース)。

 同社の既存PV搭載住宅にEV用パワーコンディショナーを搭載することで、電力会社の電力網に系統連係するV2H(Vehicle to Home)を可能にするリフォーム製品。入居邸PVパワーコンディショナーとV2Hシステムの相性を事前確認し、最適な組み合わせで提案する。

 EV・PHEVには、定置型リチウムイオン2次電池と比べて数倍の容量の蓄電池が搭載されている。一方、自家用車は、平日は日中自宅駐車スペースに停まったままの場合が多いことから、移動手段だけでなく大容量電源として有効活用する。

 平均的なPV住宅は、年間約5000kWhの発電を行い、そのうち約1700kWhを自家消費、約3300kWhを売電している。この売電分の余剰電力を利用してEV・PHEVの充電を行う。また、停電時にEV・PHEVを非常用電源とする場合は、最大6000Wの高出力で、エアコンや照明器具、IH調理器など、ほぼ日常生活と同じ電力利用が可能。

 システムには次の3つのモードがある。

 グリーンモード(環境配慮指向)は、日照時間帯はPVで発電する電力、夜間は日照時間内にPVの余剰電力を貯めたEV・PHEVの電力を使い、足りない分を電力会社からの電力で賄う。PVのクリーンエネルギーが直接EV・PHEVと家の電力になるため、エネルギー自給率が高まる。

 エコノミーモード(家計節約志向)は、昼間はPVで生活し、余った分を電力会社に売電するモード。PVの発電がない朝晩は電力料金が割安な夜間のうちにEV・PHEVに貯めた電力を使う。光熱費や自動車燃料費が割安になると同時に、電力需要のピークカットで社会貢献できるという。

 非常運転モードは、停電時にEV・PHEVから家庭内に電力供給する。日中はPVで発電する電力を使用し、余った電力はEV・PHEVに充電することで、停電時においても夜間や翌日以降も電気が使えるようになる。

 自家用車の買い替えスパンは8年程度と言われており、買い替えに合わせた長期的支店でのリフォーム提案を進めていく。受注目標は初年度100台。

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