「スマeタウン・アーバンコミュニティ桑名」完成イメージ
「スマeタウン・アーバンコミュニティ桑名」完成イメージ
(出所:サンヨーホームズ)
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 サンヨーホームズは、4棟12戸のタウンハウス「スマeタウン・アーバンコミュニティ桑名」(三重県桑名市)が全棟完成し、6月18日に「街開きセレモニー」を開催した。連棟式の建て売り区分所有の住宅で、各棟に23.5kW、全体で93.6kWの太陽光発電を搭載した。

 同社オリジナルの太陽光発電システム「so-Life II(ソーライフツー)」を搭載した。同システムは、日立製作所製の太陽光パネルとパワーコンディショナー(PCS)を採用した。タウン全体の年間予測発電量は10万2988kWh。固定買取制度(FIT)にもとづき、発電電量の全量を売電する。10年間で約4671万円の売電収入を見込んでおり、各住戸の管理費およびタウン全体の修繕費用に充当する計画。

 タウン全体を区分所有方式で全世帯が共同所有し、住民による管理組合がタウン全体の維持管理を行うことで、町並み保全と資産価値の維持を行う。実際の維持管理は、サンヨーホームズ子会社のサンヨーホームズコミュニティ(大阪市)が行う。

 そのほかにも、タウン内の共有空間(コミュニティスペース)は、一般車両が進入できない(通り抜けできない)敷地計画としており、子どもが安全に生活できる環境を整えた。敷地面積1728m2(522.72坪)。間取りは3LDK+タタミの間+WIC。専有面積は99.37m2

 サンヨーホームズは、事業コンセプト「エコ&セーフティ」のもと、住宅で培った省エネ・快適・高耐久のノウハウを街づくりにも活用し、高付加価値の住まいと街並みマネジメントによる街づくり「スマeタウン」を全国展開している。