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HOMEエネルギーメガソーラー > 産総研、太陽光パネルに非接触で電位測定できる技術を開発

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産総研、太陽光パネルに非接触で電位測定できる技術を開発

  • 金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
  • 2016/06/20 17:38
  • 1/1ページ
太陽光パネル用電位非接触測定器のプロトタイプ
(出所:産業技術総合研究所)
[画像のクリックで拡大表示]

 産業技術総合研究所は6月15日、太陽光パネル内の各セル(発電素子)の電位を非接触で測定できる技術を開発し、ポータブルタイプの小型測定器に組み込むことに成功したと発表した。産総研 太陽光発電研究センター 評価・標準チームの成果。

 セル内の電位によって外部に発生する電界を測定する仕組み。非接触で電位を測定する技術は、従来、クリーンルームなどで微弱な静電気を計測する場合などに応用され、測定器も商品化されている。太陽電池セル内の電位測定を可能にしたのは、初めてという。

 今回の技術を活用し、国内の計測機器メーカーが、ポータブル型のプロトタイプを製品化しているという。すでにメガソーラー(大規模太陽光発電所)などのサイトで繰り返し、試験的に測定している。

 現時点では、雨や雪、汚れなどのノイズがある場合、計測値が不安定になるなどの課題が残っており、こうした点を改善でき次第、商品化したい考え。現時点の製造コストでは、測定器の販売価格は数十万円になるが、量産によって下がるとみている。

 非接触で太陽光パネルの電位を測定できれば、ストリング(パネルの直列回路)の出力低下を把握した場合など、パネルを取り外さずに稼働中の状態で、問題のあるパネルを特定できる可能性がある。

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