稼動した「いちご土岐下石町ECO発電所」
稼動した「いちご土岐下石町ECO発電所」
(出所:いちごグループホールディングス)
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 いちごグループホールディングスは6月16日、岐阜県土岐市下石町にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を稼働したと発表した。出力約1.4MWの「いちご土岐下石町ECO発電所」で、発電事業者は、傘下の事業会社で再生可能エネルギーの開発・運営を手掛けるいちごECOエナジーとなる。

 工業団地の一部にある民間企業の所有する3万4569m2の用地に、ハンファQセルズジャパン製の太陽光パネルを5280枚設置した。EPC(設計・調達・施工)サービスは大和ハウス工業が担当した。パワーコンディショナー(PCS)は、スイスABB社製を採用した。

 年間の発電量は、一般家庭約460世帯分の消費電力に相当する、約166万1000kWhを見込む。

 いちごECOエナジーは、2016年6月16日現在、今回の土岐市の案件を含め28カ所で合計出力47.75MWの太陽光発電所を稼働している。建設・開発中も含めた確定案件は、同日現在で36案件で、合計出力約113MWに達すると公表している。