鳥取県の中小家畜試験場・旧絹屋分場の跡地に立地
鳥取県の中小家畜試験場・旧絹屋分場の跡地に立地
(出所:大和リース)
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 大和ハウス工業グループの大和リース(大阪市中央区)は6月16日、鳥取県の中小家畜試験場の跡地において、出力約1.24MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「DREAM Solar鳥取南部絹屋」が完成したと発表した。

 2014年6月に鳥取県と事業協定を締結し、土地を借りてメガソーラーの用地とした。2015年11月に着工、2016年3月31日に竣工しており、6月16日に中国電力への売電を開始した。

 鳥取県西伯郡南部町にある、中小家畜試験場・旧絹屋分場の跡地に立地する。敷地面積は 2万4070m2となっている。

 初期投資額は約3.5億円とし、維持運営費は約2.4億円を計画している。年間発電量は、一般家庭約280世帯の消費電力に相当する、約131万4405kWhを見込んでいる。年間売電額は、約4200万円を想定している。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは大和ハウス工業、維持・管理は大和ハウス工業グループのマンション管理会社である、大和ライフネクスト(東京都港区)が担当している。

 太陽光パネルは東芝製(出力250W/枚、4960枚)、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(出力500kW機、2台)を採用した。

 大和リースにとって、国内で稼働済みの41カ所目の再生可能エネルギー発電所となり、合計出力は約78.03MWとなった。