ドイツBMW社は日本で「7シリーズ」の自動駐車機能を紹介した。2016年5月に導入したモデルから同機能をオプション装備する。オプション価格は7万4000円。

 自動駐車は、スマートキーで行う。自動駐車機能があるクルマでは、スマートキーの右側面に「P」というボタンがある。自動駐車させる際は、このPボタンをずっと押しながら、スマートキーの画面上の矢印に触れることで遠隔操作できる。遠隔で車両を動かせる距離は最長10m程度だ。

 エンジンが停止している状態から駐車させる場合は、最初にPボタンを押す。すると、スマートキーの画面に「接続確立」という表示が出る。次に、「Engine Start」と書いた表示に触れてエンジンを始動する。車体側のアンテナは荷室前方にあり、そこから約4m以内の範囲に立っていれば遠隔操作できる。

7シリーズの自動駐車機能
7シリーズの自動駐車機能
[画像のクリックで拡大表示]
2.8mの幅があれば自動駐車できる
2.8mの幅があれば自動駐車できる
[画像のクリックで拡大表示]
スマートキーの右側面にあるPボタンを押し続ける必要がある
スマートキーの右側面にあるPボタンを押し続ける必要がある
[画像のクリックで拡大表示]